入退室管理システムには、ICカードや番号入力、生体認証など、様々な認証方法があります。システムを導入しようと考えたとき、どのような方法で導入するか迷ってしまうことはありませんか?
このページでは、ICカードを活用した入退室管理システムの特徴や、セキュリティレベル、導入するときの注意点について解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
ICカードによる入退室管理は、ICカード内に内蔵されている数十桁の数字をカードリーダーが認証することで入室管理ができるシステムのことです。代表的なICカードとして、Felica(フェリカ)やMifare(マイフェア)などが挙げられます。
交通系ICや社員証と併用でき、生体認証に比べて比較的安価に導入できることからICカードを活用した入退室管理システムを導入している企業も多いようです。
ICカードによる入退室管理は、カードに内蔵されている番号を読み取ることで認証を判別します。入退室の管理をしているのはそのカードを持つ人そのものではなく、カード番号なので、セキュリティレベルとしてはやや物足りなさがあります。
また、うっかり家に忘れたり失くしてしまったりする可能性があるため、セキュリティレベルはカードを持っている従業員の管理意識に委ねられることになります。さらに、盗難によるなりすましの被害にも遭いやすいのがICカードのデメリットでもあります。
いつもと違う上着で出勤した、かばんを変えてICカードを忘れた…なんてことはICカードではよくある話で、忘れてきた場合は入退室の手続きを行わなければなりません。従業員の人数が多いほどその可能性は高くなり、また手続きも煩雑になっていきます。したがって、大企業でICカードを活用する場合はよく検討する必要があるでしょう。
また、社員証や交通系ICと併用する際は、既存のカードで導入できるかもあらかじめ調べておく必要があります。入退室管理はICカード以外の認証方法もあり、またセキュリティレベルの高い認証方法もありますので、その他の認証方法も検討してみてください。
社員証や交通系ICカードと併用でき、何かと便利なICカードですが、手軽に導入できるぶん紛失や盗難などに注意が必要です。また、盗難によるなりすまし被害のリスクもあるため、そういった点も含めて自社にあったものを検討してみてください。
本サイトでは、市場にある入退室管理システムを徹底調査。
入退室管理システムの目的に適した条件で選出したシステムをおすすめの製品として紹介します。
選定条件
2024/3/8時点Googleで「入退室管理システム会社」で検索して公式サイトが該当した81社の142製品を調査。その中で、製品比較の際に必要な費用の明記があり、中間マージンをかけず齟齬なくスムーズに対応してもらえる自社一貫対応している7製品を調査。以下の条件で選出した入退室管理システムを導入目的別に紹介しています。
・カオゲート:入退室管理システムの平均利用期間である5年で費用を計算した時に7製品中最も安く、コスパの良いシステムを求めているユーザーに適していると判断
・入退室管理システムNet2:入退室管理システムの認証方法の中でも、より精度が高い認証方法(※)に対応していることから高いセキュリティを求めているユーザーに適していると判断
・Gate Access Control System:7製品中、勤怠を管理システムとの連携ができることから、入退出管理と勤怠管理を同時にしたいユーザーに適していると判断