入退室管理システムでは「インターロック機能」が搭載されているものがあります。インターロック機能とは、複数の扉を一括管理したり、別々に解錠したりする機能のことです。施設内への不純物や部外者の侵入を阻止したい、食品工場や薬品工場、軍事施設などで活用されています。本記事では入退室管理システムにおけるインターロック機能の基本と導入事例をご紹介します。
まず「インターロック機能」とは、条件が整わない限り解錠されない電子錠のことです。条件が整わなければ開くことはないため、セキュリティ面を強固にしたいと考えている施設に適しています。
入退室管理システムにおけるインターロック機能には、解錠の条件を設定し、複数の扉を連携させて解錠させる使い方があります。2つの扉のうち1つが施錠されていない状態では、条件がそろわないためもう1つの扉は解錠されません。つまり二重になっている扉があったとしても、条件がそろわない限り1つずつしか解錠されないシステムです。
入退室管理システムにおいてインターロック機能が活躍するのは、食品工場や薬品取扱所など、衛生面での配慮が必要な場です。これらの場においては、雑菌や細菌、外気などを施設内に持ち込まないことが重要となります。そこでインターロック機能を活用し、不純物の施設内への侵入を防ぎます。また部外者の侵入を遮断したい施設でも活躍するシステムです。
インターロック機能を活用して、認証者が1人であることを確認することにより、通過する人物が確実に1人であることを認証できるようにしたケースです。原子力発電所や軍事施設、金融機関など、外部の人間のアクセスが禁止されている施設にて役立ちます。
食品工場や冷凍倉庫、製菓工場では不純物の侵入を防止しなければなりません。そこで入退室管理システムにインターロック機能を導入し、外気の侵入を最小限に留めることで不純物の侵入を防止した事例です。食品関連の工場だけでなく、薬品工場でも同様のシステムが導入されています。たとえば外に面する扉が開いている間、内部に通じる扉が閉まっていれば外気の侵入を遮断しやすくなるはずです。
複数の扉を一括管理したい場合にも、インターロック機能が採用されています。40扉ほどを制御可能なシステムもあり、施設内にある複数の扉の制御をより簡単に行いたいと思っているケースでも活躍する機能です。
入退室管理システムにおけるインターロック機能を導入すると、複数ある扉を連携させたり、一括管理したりすることができるようになります。食品工場や薬品工場では外気やホコリ、不純物の施設内への侵入を防ぐために役立ち、セキュリティが重要な施設においては認証者をより厳重に管理するために効果的です。
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