工場にはセキュリティ対策に強い入退室管理システムが必要です。サイバーテロや部外者の侵入などが原因で、稼動停止や大きな社会問題になれば損害ははかり知れません。
「そろそろ、セキュリティツールとしても役立つ入退室管理システムを検討しなければ…」そんなお悩みをお持ちの方向けの記事です。工場に入退室管理システムを導入する際のポイントを、ご紹介しています。
工場では、情報漏洩だけでなく資産保護のためにも、入退室は内部、外部の関係者を問わず「誰が、いつ、何の目的で」出入りしたのかを正確に記録することが必須となります。
そのため、入退室管理システムを導入する場合は、敷地出入口、執務室・研究室、サーバールーム、作業場・製造工程、クリーンルームなど、各エリアをセキュリティレベルごとにゾーニングし、それぞれの場所やエリアをつなぐ各ドアなどに設置する必要があります。
敷地出入口はIDカード認証のセキュリティゲートを設けるとよいでしょう。執務室・研究室、サーバールームは、暗証番号やICチップの入った社員証、作業場・製造工程、クリーンルームでは、ICカードや指紋認証、指静脈認証、暗証番号などを組み合わせるのがよいでしょう。
しかし、リスク管理のためのセキュリティ対策で重要なのは、出入りの記録を厳密に取ることです。そのためにも、カメラ付きの入退室管理システムの設置がおすすめです。
セキュリティ対策に欠かせない、カメラ付きの入退室管理システム。 最新のカメラには、人感センサーで怪しい人物を検知する機能だけでなく、警備室へアラートを出す製品もあります。こうしたセキュリティレベルの高いカメラを搭載している入退室管理システムのなかには、空気の状態や室温も同時に検知し、異変を通知するものもあり、このような製品は食品製造ラインなどの工場におすすめです。
また、録画内容は直ちに前後関係を確認することも可能で、問題の早期解決にもつながります。
大規模な土地を有する工場という特性上、設置場所にあった入退室管理システムを選ぶことも重要ですが、セキュリティの高さも見逃せないポイントです。車両ゲートから製造エリア内まで、広範囲なセキュリティ対策が求められる工場では、PCに保管されている機密データのみならず、資材や部品なども窃盗犯の標的にされやすいことから、様々な対象へのセキュリティ対策が企業の信頼にかかっているといっても、過言ではありません。
このサイトでは、初めて入退室管理システムを導入する方に向けて、適した入退室管理システムの選び方やおすすめのシステムを紹介しています。無駄な設備投資にしないために、ぜひ参考にしてください。
本サイトでは、市場にある入退室管理システムを徹底調査。
入退室管理システムの目的に適した条件で選出したシステムをおすすめの製品として紹介します。
選定条件
2024/3/8時点Googleで「入退室管理システム会社」で検索して公式サイトが該当した81社の142製品を調査。その中で、製品比較の際に必要な費用の明記があり、中間マージンをかけず齟齬なくスムーズに対応してもらえる自社一貫対応している7製品を調査。以下の条件で選出した入退室管理システムを導入目的別に紹介しています。
・カオゲート:入退室管理システムの平均利用期間である5年で費用を計算した時に7製品中最も安く、コスパの良いシステムを求めているユーザーに適していると判断
・入退室管理システムNet2:入退室管理システムの認証方法の中でも、より精度が高い認証方法(※)に対応していることから高いセキュリティを求めているユーザーに適していると判断
・Gate Access Control System:7製品中、勤怠を管理システムとの連携ができることから、入退出管理と勤怠管理を同時にしたいユーザーに適していると判断