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ホテルの入退室管理システム導入事例

目次

ここでは、ホテルで入退室管理システムを導入した事例を紹介します。ホテルに導入するメリットやポイントなどもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

ホテルの導入事例

入退室管理システム(顔認証)を導入した事例

ロボットが働いていることで有名なホテルで、顔認証入室システムを導入した事例です。こちらのホテルではサービスの質向上のため、カードキーではなく顔認証で客室に入れるシステムを採用しました。

宿泊客はチェックイン時に顔を登録しておくことで、顔認証で自室へ入れます。たとえば、宿泊客である家族全員の顔を登録しておけば、「家族の1人が先にカードキーで入室して寝てしまったため、他の家族が入室できない」ということがありません。

参照元:グローリー株式会社|変なホテル ハウステンボス 様(https://www.glory.co.jp/product/case/detail/id=880)

入退室管理システム(クラウド型)を導入した事例

長期滞在をする宿泊客が多いホテルで顔認証システムを採用した事例です。

こちらの事例では、宿泊客の宿泊状況を契約先の会社に提出する必要があったこと、また、チェックイン業務などもすべてアナログであることが負担でした。

そこで、顔認証クラウド入退室管理を導入。宿泊記録の集計業務は顔認証システムによって自動化されました。また、本人情報と顔写真を使って事前登録しておいたデータがあれば、顔認証だけでチェックインが可能。業務効率が大幅に改善されました。

参照元:SECURE|導入事例(https://secureinc.co.jp/case/detail.html?id=1229)

【導入目的別】
おすすめの入退室管理システムを
見る

ホテルで入退室管理システムを導入する理由・メリット

セキュリティ強化が可能

ホテルで入退室管理システムを導入すれば、セキュリティの強化が可能です。物理的な鍵は、合鍵の作成ができることから、セキュリティ面に不安が残ります。「鍵を使いまわしているから、宿泊中に侵入されないか不安だ」と感じる宿泊客もいるでしょう。

入退室管理システムを導入すれば、鍵の複製は不可能。本体設定や暗証番号等の変更により、「以前の宿泊客が使用した鍵をもう一度使う」という事態を防ぐことができます。また、チェックアウト後の利用客が再入室できないよう、遠隔で操作することも可能です。

入退室の記録を管理できる

入退室管理システムでは入退室の記録を管理できますから、各部屋の利用状況を把握できます。予約時間を過ぎて入室・退室していない宿泊客についてもわかるほか、連泊中の宿泊客の部屋を掃除する際にも便利です。

また、トラブル発生時にも入退室管理システムが役立ちます。いつ誰がそのドアを通過したのかがわかるため、侵入者対策としても活用できるでしょう。

認証方式の組み合わせも可能

入退室管理システムの認証方式には、ICカードやスマホ、生体認証などさまざまな方式があります。セキュリティを高めたい場合は認証方式を組み合わせるのもおすすめです。

ホテルが入退室管理システムを選ぶポイント

対応している解錠方法はなにか

解錠方法にはICカードやスマホ、暗証番号、顔認証などさまざまな方法があります。入退室管理システムによって対応している解錠方法は異なるため、希望に合ったものを選びましょう。

たとえば、インバウンド観光客の多いホテルでは、ICカードよりもスマホや暗証番号などが適しているでしょう。

取付・原状回復が容易か

入退室管理システムには、既存の鍵に後付けするタイプと新たに設置するタイプがあります。システム選定の際には、後付けできて原状回復が容易なものを選びましょう。レイアウト変更時や移転する際にも柔軟な対応が可能です。

予約管理システムとの連携ができるか

予約管理システムとの連携が可能な入退室管理システムなら、予約情報に合わせてオンライン上で鍵を発行できます。決済システムとも連携することで、申込・決済・鍵発行の全てをオンラインで済ませることが可能です。

導入目的別にみる
おすすめの入退室管理システム3

本サイトでは、市場にある入退室管理システムを徹底調査。
入退室管理システムの目的に適した条件で選出したシステムをおすすめの製品として紹介します。

初期費用を抑えて
セキュリティを整備したい
カオゲート
(S-TEKT)
カオゲート
引用元:S-TEKT公式HP(https://s-tekt.com/kaogate/)
     
特徴
  • リースでの提供のため初期費用0円・月額16,500円(税込)以外の費用が発生しないのが特徴(※)。リースの支払い後は毎月無料で使用できます。
  • 顔認証のほかにもカードやパスワード認証にも対応しているため、認証方法を組み合わせてよりセキュリティ性を高めることが可能です。
厳重で高度なセキュリティ対策
をしたい
入退室管理システムNet2
(ケーティーワークショップ)
入退室管理システムNet2(ケーティーワークショップ)
引用元:ケーティーワークショップ公式HP(https://www.kt-workshop.co.jp/accesscontrol/index.html)
特徴
  • 生体認証の中でもセキュリティ性が高い静脈認証機器にも対応しているため、入室可能な人物が制限されるような厳重な場所でも高いセキュリティを確保することができます。
  • 管理ソフトの最新バージョンは常に無償で提供されるため更新費用不要で、安心して長く使用することが可能です。
入退室と勤怠を連携して
管理の手間を省きたい
     
Gate Access Control System
(日立システムズ)
GateAccessControlSystem(日立システムズ)
引用元:日立システムズ公式HP(https://www.hitachi-systems.com/solution/br/webvisor/webvisor_smb/)
特徴
  • 就業管理システムと連係することにより、入退室の履歴を就業データとして登録することができるため、正確な勤怠管理を手間なく行うことができます。
  • カメラ監視システムとの連携もでき認証操作をきっかけとした録画開始や、入退室の履歴を参照した映像検索などより強固な管理ができます。

選定条件
  2024/3/8時点Googleで「入退室管理システム会社」で検索して公式サイトが該当した81社の142製品を調査。その中で、製品比較の際に必要な費用の明記があり、中間マージンをかけず齟齬なくスムーズに対応してもらえる自社一貫対応している7製品を調査。以下の条件で選出した入退室管理システムを導入目的別に紹介しています。
・カオゲート:入退室管理システムの平均利用期間である5年で費用を計算した時に7製品中最も安く、コスパの良いシステムを求めているユーザーに適していると判断
・入退室管理システムNet2:入退室管理システムの認証方法の中でも、より精度が高い認証方法(※)に対応していることから高いセキュリティを求めているユーザーに適していると判断
  ・Gate Access Control System:7製品中、勤怠を管理システムとの連携ができることから、入退出管理と勤怠管理を同時にしたいユーザーに適していると判断

※導入内容により異なります。詳しくはS-TEKTにお問い合わせください。