このページでは、マンション・賃貸物件に導入できる入退室管理システムについてまとめています。導入事例のほか、導入によって得られるメリット、そして各システムの特徴などをみていきましょう。
顔認証システム会社の事例として、東京都北区にある賃貸マンション「クレヴィアリグゼ西巣鴨」の事例を紹介。エントランスとエレベーター横に顔認証プラットフォームが導入されました。このシステムにより、居住者は物理的な鍵を持ち歩くことなく、手ぶらでスムーズに入館できるようになりました。さらに、エレベーターの呼び出しや自動開錠も非接触で行えます。
参照元:FreeiD|東京都北区の賃貸マンション「クレヴィアリグゼ西巣鴨」に、顔認証プラットフォームFreeiD(フリード)を導入(https://freeid.dxyz.co.jp/works/works-1427/)
マンションや賃貸物件のセキュリティ強化が可能です。住人や、建物内に入る許可を得ている人のみが入れるようになるので、部外者が侵入するのを未然に防ぎやすくなります。
入退室管理システムの中でも、スマートロックを導入する場合には特に、空室対策の一環にもなります。アプリで簡単に合鍵を作成でき、一定の期間内のみ使用可能な暗証番号で操作することが可能になるからです。つまり、不動産会社に鍵の受け渡しをする手間が省けるので、物件の内見をよりスムーズに行えるようになるのです。
さらに、鍵の交換などのコストが発生しないため、入居時の初期費用をおさえられるところも大きなポイントです。
物件の入居者にとっても、スマートロックを用いた入退室管理システムはメリットが多いです。合鍵や暗証番号の削除や無効化などの操作が簡単なので、複製・紛失のリスクがありません。そして、ハンズフリーでの解錠および施錠ができる利便性の高さも、入居者満足度アップや退去防止効果につながる大切な要素のひとつだといえます。
マンションの入退室管理に適したシステムがいくつかあります。それぞれのメリットとデメリットを踏まえ、ニーズに合うシステムを選択しましょう。
あらかじめ設定しておいた暗証番号で開錠できるようにするシステムです。暗証番号は、0から9までの計10個の数字を組み合わせてつくります。手軽に導入でき、さらに運用コストを抑えやすいシステムです。
ただ、なんらかのアクシデントで他人に番号が知られてしまうと、簡単に侵入されてしまいます。そういったリスクを防ぐために、暗証番号を定期的に変える必要があります。
カードリーダーにICチップの情報を読み取らせて解錠する方法です。便利なシステムではありますが、カードを紛失したり盗まれたりしないよう慎重に管理する必要があります。
専用アプリをインストールしたスマートフォンを、リーダーにかざすだけで解錠できます。スマートフォンを持っているだけでマンションへの出入りが可能になるため、利便性が高いです。ただし、バッテリー切れには注意が必要です。
指紋・静脈・網膜・顔・声といった人間の身体的な特徴を情報として使用し、開錠できるようにするシステムです。
個人の身体的な情報を用いるので、暗証番号やカードを用いる入退室管理システムと比較すると、紛失や盗難、なりすましといったリスクを抑えやすくなります。そのため、特にセキュリティの強化を図りたいときに適しています。ただし、システムの導入コストが高いというデメリットがあります。
本サイトでは、市場にある入退室管理システムを徹底調査。
入退室管理システムの目的に適した条件で選出したシステムをおすすめの製品として紹介します。
選定条件
2024/3/8時点Googleで「入退室管理システム会社」で検索して公式サイトが該当した81社の142製品を調査。その中で、製品比較の際に必要な費用の明記があり、中間マージンをかけず齟齬なくスムーズに対応してもらえる自社一貫対応している7製品を調査。以下の条件で選出した入退室管理システムを導入目的別に紹介しています。
・カオゲート:入退室管理システムの平均利用期間である5年で費用を計算した時に7製品中最も安く、コスパの良いシステムを求めているユーザーに適していると判断
・入退室管理システムNet2:入退室管理システムの認証方法の中でも、より精度が高い認証方法(※)に対応していることから高いセキュリティを求めているユーザーに適していると判断
・Gate Access Control System:7製品中、勤怠を管理システムとの連携ができることから、入退出管理と勤怠管理を同時にしたいユーザーに適していると判断
※導入内容により異なります。詳しくはS-TEKTにお問い合わせください。