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研究室の入退室管理システム導入事例

目次

ここでは、研究室において入退室管理システムを導入する理由やメリット、導入事例などをまとめています。

研究室の導入事例

入退室管理システム(ICカード)を導入した事例

これまで使用していた磁気型カードリーダーが保守期限を迎え、システムの切り替えのタイミングでICカードによる入退室管理システムを導入した事例です。非接触型カードリーダーへ転換したことにより、セキュリティーレベルの向上やメンテナンス作業の頻度の低下、カード管理における手間の削減に成功しています。

参照元:三菱電機ビルソリューションズ|導入事例(https://www.mitsubishielectric.co.jp/building/case/04_ritsumeikan-university.html)

入退室管理システム(ICカード)を導入した事例2

複数の施設を通信線で接続したいという理由から、入退室管理システムを導入。場面に応じて磁気カードリーダーと鍵管理ユニットの2種類を使い分け、データの一括管理を行っています。

参照元:アズビル|入退室管理システム 納入事例(https://www.azbil.com/jp/product/building/access-control-system/jirei/index.html)

【導入目的別】
おすすめの入退室管理システムを
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研究室で入退室管理システムを導入する理由・メリット

部屋ごとのデータを一括管理できる

複数の部屋で入退室管理が必要な場合、システム化するのがおすすめです。入退室管理システムは、管理ソフトウェアによってデータを一括管理できます。部屋ごとの入退室データをまとめて保管・確認できるため、作業の手間がかかりにくいです。

必要なセキュリティレベルに応じて、部屋ごとに認証リーダーの種類を選べるのも良いところでしょう。

入退室者の細かいデータを記録できる

入退室管理システムでは、「いつ・どこで・誰が」入退室したのかを記録します。履歴を保存しておけるシステムの場合、過去のデータをさかのぼって入退室者を確認可能です。外部からの侵入はもちろん内部不正も監視できるため、備品の盗難リスク低減などにつながります。

鍵を紛失するリスクを回避できる

従来の鍵を使用した入退室は、合鍵による不正侵入のリスクがあるうえ紛失時の再発行手続きに手間がかかるため、厳重な管理が欠かせませんでした。その点、入退室管理システムはICカードや個人のスマホなどが鍵の代わりになるため、鍵そのものを用意する必要がありません。

セキュリティコストの削減に役立つ

鍵を使用した入退室の場合、施設の見回りや夜間の巡回などを行う警備員の配置が欠かせません。しかし、入退室管理システムは鍵を使わないため、警備員を配置するための人件費を削減できます。セキュリティ維持のためのコストがかからないうえリスクを最小限に抑えられるので、費用対効果が非常に高いといえるでしょう。

研究室が入退室管理システムを選ぶポイント

研究室に合った認証方法を選ぶ

入退室管理システムは、セキュリティレベルに合わせて解錠時の認証方法を選ぶことが可能です。具体的には、テンキー式、スマートフォン式、ICカード式、生体認証が挙げられます。

テンキー式は、暗証番号を入力する認証方法です。他の認証方法よりも導入費用が安いものの、入退室の情報管理はできません。また、暗証番号を知っている人なら誰でも解錠できるため、定期的な暗証番号変更が必要となります。

スマートフォン式は、個人のスマートフォンに専用アプリをインストールし、認証リーダーかざして解錠する方法です。紛失や盗難のリスクが低い反面、バッテリーが切れると開錠できないなどの欠点があります。

ICカード式は、ICチップが内蔵されたカードを使用して解錠する入退室方法です。入退室の記録を残せる認証方法ですが、万が一紛失・盗難した場合不正利用につながる可能性があります。

生体認証は、指紋や顔といった顔の一部を鍵の代わりにする認証方法で、システムに情報を登録している本人のみが解錠できるため、セキュリティレベルが非常に高いです。高性能なシステムなので、他の方法よりも導入費用がかかります。

アクセス権限・レベルの設定

入退室管理システムには、アクセスレベルを設定できる「セキュリティ機能」が搭載されています。特定の人物のみに研究室への入退室を許可できるため、重要なデータや薬品、関係者以外の入退室を禁止するのに最適です。

また、ひとくちにアクセスレベル設定といっても、設定項目はシステムによって異なります。セキュリティ対策に力を入れたいと思っている場合は、細かく設定できるシステムを選ぶようにしてください。

カメラとの連携

外部システムと連携して利便性を高められるのも、入退室管理システムの良いところです。例えば、監視カメラと連携することで、映像によって入退室者の確認ができるようになります。

また、カメラとの連携は、入退室管理システムの弱点である「共連れ」の防止に最適です。友連れとは、解錠した人に続いて入室する行為を指します。その点、認証方法とカメラを連携すれば共連れを防げるため、セキュリティレベルの向上につながるでしょう。

導入目的別にみる
おすすめの入退室管理システム3

本サイトでは、市場にある入退室管理システムを徹底調査。
入退室管理システムの目的に適した条件で選出したシステムをおすすめの製品として紹介します。

初期費用を抑えて
セキュリティを整備したい
カオゲート
(S-TEKT)
カオゲート
引用元:S-TEKT公式HP(https://s-tekt.com/kaogate/)
     
特徴
  • リースでの提供のため初期費用0円・月額16,500円(税込)以外の費用が発生しないのが特徴(※)。リースの支払い後は毎月無料で使用できます。
  • 顔認証のほかにもカードやパスワード認証にも対応しているため、認証方法を組み合わせてよりセキュリティ性を高めることが可能です。
厳重で高度なセキュリティ対策
をしたい
入退室管理システムNet2
(ケーティーワークショップ)
入退室管理システムNet2(ケーティーワークショップ)
引用元:ケーティーワークショップ公式HP(https://www.kt-workshop.co.jp/accesscontrol/index.html)
特徴
  • 生体認証の中でもセキュリティ性が高い静脈認証機器にも対応しているため、入室可能な人物が制限されるような厳重な場所でも高いセキュリティを確保することができます。
  • 管理ソフトの最新バージョンは常に無償で提供されるため更新費用不要で、安心して長く使用することが可能です。
入退室と勤怠を連携して
管理の手間を省きたい
     
Gate Access Control System
(日立システムズ)
GateAccessControlSystem(日立システムズ)
引用元:日立システムズ公式HP(https://www.hitachi-systems.com/solution/br/webvisor/webvisor_smb/)
特徴
  • 就業管理システムと連係することにより、入退室の履歴を就業データとして登録することができるため、正確な勤怠管理を手間なく行うことができます。
  • カメラ監視システムとの連携もでき認証操作をきっかけとした録画開始や、入退室の履歴を参照した映像検索などより強固な管理ができます。

選定条件
  2024/3/8時点Googleで「入退室管理システム会社」で検索して公式サイトが該当した81社の142製品を調査。その中で、製品比較の際に必要な費用の明記があり、中間マージンをかけず齟齬なくスムーズに対応してもらえる自社一貫対応している7製品を調査。以下の条件で選出した入退室管理システムを導入目的別に紹介しています。
・カオゲート:入退室管理システムの平均利用期間である5年で費用を計算した時に7製品中最も安く、コスパの良いシステムを求めているユーザーに適していると判断
・入退室管理システムNet2:入退室管理システムの認証方法の中でも、より精度が高い認証方法(※)に対応していることから高いセキュリティを求めているユーザーに適していると判断
  ・Gate Access Control System:7製品中、勤怠を管理システムとの連携ができることから、入退出管理と勤怠管理を同時にしたいユーザーに適していると判断

※導入内容により異なります。詳しくはS-TEKTにお問い合わせください。