こちらでは、入退室管理システムを学校や塾に導入した場合に得られるメリットについて、導入事例などを紹介しつつ、わかりやすく解説しています。システムを導入する際には、用途に合う機能が搭載されているものを選ぶようにしましょう。
大学の敷地がかなり広いにも関わらず、塀も門もないオープンキャンパスであり、部外者でも難なく入れる構造になっていたため、盗難や放火などの被害が実際に起こっていました。とはいえ、膨大な予算をセキュリティに割くのが難しかったため、様子をみながら買い足していけるセキュリティドアのシステムを導入。
ICカードまたはICパッチを持つ大学関係者のみが、入室時にドアのカードリーダーにかざして解錠および入室できるようにしてから、セキュリティが向上しました。ソフトが定期的にバージョンアップされていることもあり、便利さを強く感じているため、現在でもシステムを買い足しています。
以前はエクセルで入退室管理を行っていたため、手間がかかるだけでなく、抜けや漏れなどのミスも少なくありませんでした。
データ管理能力が向上したので、生徒の月ごとの来校率をスムーズに把握できるようになったり、メールアドレスの登録により追加営業がしやすくなったりするなど、さまざまな変化を実感しています。保護者との面談をする際などにも、データを活用することで、より強い信頼を得られるようになったと思います。
事務作業の負担軽減が可能になります。例えば、塾の利用申し込み手続きなどを、書面ではなくシステム内のフォームで完結できるようになるなどの変化により、保護者対応に割いていた時間を、短縮できるようになります。その結果、より多くの時間を子どもに向けることができるわけです。
顔認証に対応しているシステムを導入し、登録済みの人物だけが建物内に入れる設定しておけば、不審者の侵入を防げるので、セキュリティ向上につながります。
また、大学などで問題となる「代返」の防止も可能です。本人に代わって他人が返事をすることで出席したかのように装う行為である「代返」。顔認証システムで学生を識別すれば、本人かどうかの確認を、正確に行えるようになります。
入退室管理システムは、提供元の会社によって価格設定にかなりの差がみられます。
一般的な傾向として、大手企業が提供する製品は、価格が高めであるといえます。ただし、搭載されている機能が充実しており、また、導入後のサポート体制も手厚い場合が多いです。一方、スタートアップ企業が提供する製品は、価格が低めです。そして、欠かすことのできない機能のみを厳選して導入するようなサービス内容になっているものが多いです。予算に限りがある場合には、このような点をふまえて製品を比較検討しましょう。
また、月額料金だけでなく、導入時に必要な初期費用、そして運用をスタートしてから必要になるメンテナンス費用などを含めた、トータルの費用についても、あらかじめ算出しておくことが大切です。
業務の質の改善や効率向上につながる機能が搭載されている製品でなければ、せっかく導入しても、充分に活用できない可能性があります。たとえば、大人数の生徒の入退室をスムーズに処理したい場合と、保護者との連携を密にしたい場合とでは、必要な機能は異なります。
ですから、どのような機能が搭載されているのか、そして使いやすさはどうか、といった点をあらかじめ確認しておきましょう。
本サイトでは、市場にある入退室管理システムを徹底調査。
入退室管理システムの目的に適した条件で選出したシステムをおすすめの製品として紹介します。
選定条件
2024/3/8時点Googleで「入退室管理システム会社」で検索して公式サイトが該当した81社の142製品を調査。その中で、製品比較の際に必要な費用の明記があり、中間マージンをかけず齟齬なくスムーズに対応してもらえる自社一貫対応している7製品を調査。以下の条件で選出した入退室管理システムを導入目的別に紹介しています。
・カオゲート:入退室管理システムの平均利用期間である5年で費用を計算した時に7製品中最も安く、コスパの良いシステムを求めているユーザーに適していると判断
・入退室管理システムNet2:入退室管理システムの認証方法の中でも、より精度が高い認証方法(※)に対応していることから高いセキュリティを求めているユーザーに適していると判断
・Gate Access Control System:7製品中、勤怠を管理システムとの連携ができることから、入退出管理と勤怠管理を同時にしたいユーザーに適していると判断