このページではサーバールームの入退室に関して、入退室管理システムを導入するメリットや導入事例などについてまとめています。
読売新聞社の100%出資によって創設された読売情報開発は、社会における情報インフラとしての新聞の普及や販売促進、またその他にも様々な事業を取り扱っています。一方、そのような企業の特性から読売情報開発では重要な顧客情報や機密情報などを取り扱っている他、そもそも読売グループ全体で情報セキュリティの強化を推進していたこともあり、サーバールームへの入退室管理システムの導入といった具体的な対策の実施は読売情報開発にとって先延ばしにできない経営課題でした。
システム導入前はサーバールームの施錠を物理鍵で行っていましたが、システム導入によって電子施錠とオンラインでの入退室管理が可能となり、情報管理体制の強化や管理業務の効率化などさまざまなメリットを得られたそうです。
参照元:Akerun|株式会社読売情報開発(https://akerun.com/casestudy/detail_yomiurijohokaihatsu/)
インターネットが普及してオンラインでの情報共有やシステム運用が一般的になった現代において、情報管理の心臓部ともいえるサーバールームは企業の情報セキュリティ対策において最重要ポイントの1つとなっています。そのため、サーバールームには物理的にも電子的にも不正なアクセスへ対抗するための施策が不可欠となっており、入退室管理システムの導入はその両面からアプローチできる対策になることがメリットです。
入退室管理システム導入で物理鍵による施錠から電子キーでの施錠へ移行することで、鍵のかけ忘れや鍵の紛失といったヒューマンリスクを回避すると同時に、誰がいつ室内に入ったのか電子的に記録しておくことができるようになります。
入退室の管理体制を万全にしようと思えば、単に部屋の施錠を行ったり入退室の記録を残したりするだけでなく、それらの業務やシステムが正常に稼働しているのか確認する管理者の働きが欠かせません。しかし物理鍵での入退室や紙ベースの入退室管理では、どうしても個々の従業員の手間が増える上、それらの情報を取りまとめる管理者へ業務負荷が偏ってしまうといった問題が生じます。
入退室管理システムを導入することで、サーバールームへの入退室情報を自動的に収集、データ化して管理者が確認しやすい環境が整えられると共に、異常やトラブルが発生した際にも速やかに検知・通知することで被害の拡大を防ぎ、問題解決に向けてスムーズに動けるようになります。
サーバールームの入退室管理システムに求められる機能や条件として、やはり「高度なセキュリティ」という点は無視できません。そのためサーバールームへ導入する入退室管理システムには、生体認証や多段階認証といった機能によって、そもそも不審な人物を室内に入れさせないバリアとしての役目が求められます。
また「共連れの防止(アンチパスバック)」を搭載していれば、万が一、不審な人物が侵入した際も、今度は不審者を室内に閉じ込めて「逃がさない」ように対処可能です。
本サイトでは、市場にある入退室管理システムを徹底調査。
入退室管理システムの目的に適した条件で選出したシステムをおすすめの製品として紹介します。
選定条件
2024/3/8時点Googleで「入退室管理システム会社」で検索して公式サイトが該当した81社の142製品を調査。その中で、製品比較の際に必要な費用の明記があり、中間マージンをかけず齟齬なくスムーズに対応してもらえる自社一貫対応している7製品を調査。以下の条件で選出した入退室管理システムを導入目的別に紹介しています。
・カオゲート:入退室管理システムの平均利用期間である5年で費用を計算した時に7製品中最も安く、コスパの良いシステムを求めているユーザーに適していると判断
・入退室管理システムNet2:入退室管理システムの認証方法の中でも、より精度が高い認証方法(※)に対応していることから高いセキュリティを求めているユーザーに適していると判断
・Gate Access Control System:7製品中、勤怠を管理システムとの連携ができることから、入退出管理と勤怠管理を同時にしたいユーザーに適していると判断
※導入内容により異なります。詳しくはS-TEKTにお問い合わせください。